特殊な2例を除くと標準偏差6.5%となる。縦肋骨心距を小さくとって外板厚さを薄くすれば、衝撃水圧をかなり大きくとっても軽い構造とすることが可能なことを示している。反面、外板厚さを大きくすれば船殻部材数を少なくし、建造工数を少なくすることができる。表5.2は以上の兼合いを見定めて構造設計方針を決定するのに役立つ。
図5.1
(d)衝撃水圧計算式
計算は通常最大水圧の発生し得るl後端の横截面で行い、縦肋骨心距、板厚を計算する。そ
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